幼児・小学生向けおうち英語 多読のやり方

多読のやり方

多読はとにかくたくさん読んで、読解力や語彙力を増やす勉強法です。多読という言葉は聞いたことがあっても、「実際どうやるの?」「どんな本を選んだらいいの?」「効果的なやり方ってあるの?」などの詳しくよくわからない!という方向けに多読の効果的な導入方法を徹底解説いたします。

Miwa
多読は英語の運用力をUPさせてくれるから語彙力や読解力、英語の順番で理解する力など様々な能力を鍛えられます。

多読をする前にやっておくべきこと

多読ができる学習段階は、ある程度語彙力がついているという段階です。多読を始める前に、どれくらい聞いて意味のわかる語彙を増やしておけるかが多読をスムーズに進める上で大切です。聞いてわかる単語単語が多くなってきた段階が始め時です。

フォニックスやサイトワード 

本を読む力を鍛える前にやるべきことはフォニックスです。フォニックスは文字と音の組み合わせの規則のことで、フォニックスを知っていると見たことのない単語でも発音することができます。

サイトワード は見てすぐにパッとわかると便利な単語を集めたものです。サイトワード がしっかり頭に入っていると単語を見てすぐに意味が理解できるため、速読力を鍛えるための前提と言えます。

多読の準備段階としては、単語を見て発音できる状態までフォニックスを学んでいると楽です。発音ができると本を読むことが簡単になるからです。

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多読する際の読み物の選び方

多読するのに効果的な教材は9割以上の単語をもうすでに知っている本を選ぶことです。知らない単語ばかりだと読み進めるのに苦労してしまいますので、自分が知らない単語が少し入っているくらいが適切です。

知っている単語9割の原則は聞き流しにも当てはまります。第二言語学修論の権威であるクラッシェンの提唱する「i +1」。自分の知っている情報に少しプラスするインプットが効果的です。

レクサイル指数を活用する

Lexile指数は、英語の読解力を客観的に測定するツールとして開発された指標で、英文に使われている単語数や難易度、構文の複雑さなどを総合的に数値化したもの。本の場合はその難易度を、人であれば「読む力」を示す。指数は「0L」から10刻みに上がり、難解な専門書は「2000L」を超える。アメリカでは教育現場で幅広く活用されているほか、世界165か国で使用されている。 

アマゾンのレクサイル指数で適切な教材を選ぶことができます。

レクサイル指数の調べ方

アマゾンでレクサイル指数を検索すると0から1600までの豊富なレベルを見ることができます。

幼児~小学生向けの多読教材

レクサイル指数100未満の教材

アマゾンででレクサイル指数100未満の絵本を探して見ると、ランダムハウス、ペンギン、ナショナルジオグラフィック社の代表的な3社の作品が出てきます。いずれもLEVEL1でとても簡単なシリーズからあります。海外の対象年齢が3歳くらいからスタートすると難なく始められます。一冊が薄いので、読み切った!という達成感が味わえるのも魅力です。

Random House Books for Young Readers LEVEL1 

1ページにつき、5~10語程度の語数で小さい子どもにも読みやすいシリーズがたくさんあります。恐竜やディズニーなど子供達に人気のキャラクターが揃っています。

Penguin Young Readers LEVEL1

動物や可愛いお話の多いシリーズです。

National Geographic Kids

実際の動物の写真が簡単な解説とともに絵本になっているシリーズです。絵本というよりは、リアルな図鑑に近い存在です。

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少し難しいレベルにチャレンジするときのポイント

読んでみたい本が、少し難しいレベルでも諦めないでください。多読は本来単語が9割知っている状態で始めることが望ましいのですが、難しい本を読むポイントを解説します。ポイントは3度読みをすることです。一回目は辞書なしで内容を推測しながら読みます。2回目は単語を調べながら読みます。3度目は確認しながら全体を把握するためにもう一度読みます。3度読みは根気がいるのでストレスを感じる方は易しい本からのスタートがおすすめですが、難し本にチャレンジしたい方は3度読みすれば語彙力UPも期待できます。

3度読みの手順

1辞書なしで読む

2調べながら読む

3確認しながら読む(単語を知っているので本来の多読のレベルになっている状態)

サイトトランスレーションで読解力を鍛える

小学生・高学年以降になってからはサイトトランスレーションが効果的な勉強法になります。中学生くらいになると日本語を介して英語を学ぶ方が学習効率が良いです。

その時、日本語の順番ではなく、英語の順番で前から意味を理解していくと速く英文を読むことができます。そのときに重要なのはサイトトランスレーションという通訳者のトレーニングでも使われている学習法です。短い語句の切れ目ごとに英語の順番で意味を理解していきます。きちんとした日本語に訳そうとしないことがポイントです。

英語の順番で理解する能力はリスニング力を高めるためにも役立ちます。

サイトトランスレーションを鍛えるには、脚注の多い、子供用向けの英字新聞などが教材がおすすめです。英語の絵本と違って、脚注も多く、身近なネタが多いので英語がわからなくても理解がしやすい点がメリットです。定期的に届くため、たくさん読むという目的を達成できます。

まとめ

多読をするためには、学習者のレベルにあったものを選ぶことが大切です。簡単すぎず、難しすぎないレベルの本を選びます。目安は95%ほどの単語が理解できて、辞書がなくてもだいたいの内容が把握できる。読む分量にストレスを感じない程度です。選ぶときにはレクサル指数が参考になります。