おうち英語 ママがやってはいけないアプローチ

世界人口の21%に当たる15億人が英語話者といわれています。そのうちネイティブスピーカーの人口は25%で、残りの75%は私たちのように第二言語として学んだという人たちです。バイリンガル教育=かっこいい英語を話せるようにというイメージですが、世界の標準はノンネイティブの多種多様なまりのある英語です。だからネイティブスピーカーを目指さないで、うまくできなくてもOK!と気軽に英語を学んでいきましょう。

現在、グローバルビジネス、学術的な研究、スポーツで世界の標準語となっている英語。母国語が違っても英語であれば意思疎通ができますし、学術的な論文も英語で書けば世界の人に読んでもらえます。人口が減少していく日本はこれから経済規模や縮小していくことが予想されます。日本だけではなく世界的なマーケットを相手にできるか、つまり英語ができるかで格差も生まれてきます。

それでは、子どもの将来の豊かさを左右する英語の勉強方法や環境づくりをどうしたら良いのでしょうか?ママができる英語教育のアプローチ方法を見ていきましょう。

こどもと英語「やってはいけない!」3つのこと

常に英語で話しかける

これは私の失敗談なのですが、子どもに英語で話しかけて「英語だとさみしくなっちゃう」と言われて断念したことがあります。フレーズ集の丸暗記で命令形が多かったからです。日本語は心を伝える言語、考えるための言語、自分と意識つながるための言語です。だから、小さい子どものママは日本語でしっかりこころをつなげることが大切なので、英語でばかり話しかけない方がよいです。(もう全部心も英語です!というママは別ですが・・・)短い時間、例えば生活の一部、お風呂や着替えなどだけを英語でする時間を取るのはとてもいいと思います。

教材をママが選ぶ

ママが選んだ教材は結局、子どもの趣味と合わなくて、あまりやる気が出ないという場合もあります。子どもの好きなキャラクターやストーリーを選ばせましょう。

音声は大きな音でしっかり聞く

BGMで英語を書ける際は聞こえるか聞こえないかがよいそうです。私はしっかり聞こえなきゃ意味がないのかな〜と思って大きい音でかけていたら、「うるさい、歌聞きたくない」と言われて断念したことがあります。小さい音でもこどもは聞いていないようでしっかり聞いていて、頭に入っているそうなので生活になじむ音量だと長続きしそうです。

年齢別「やっておくべき」アプローチ

赤ちゃん~幼稚

音声インプットをたくさん

  • 好きなDVDや動画をただ見る。
  • 「楽しい」と思うことが大切。
  • 歌をBGMにして遊ぶ。

英語図鑑(クイズやゲーム付き)

  • 音声付きの英語図鑑で英語のリズムに慣れて語彙を増やす。
  • 音声だけでなくクイズやゲーム付きのものだと、一人でも楽しく遊んでくれます。

幼稚園~小学生

フォニックス

フォニックスは「文字と読み方のルール」のことです。小さい頃から音を聞いていて、単語は知っている。でも文字にすると読めなくてわからないということが多いです。文字を読んで意味がわかっても発音できない!ということはありませんか?ルールを覚えてしまえば発音もでき、英語習得には欠かせない多読がスタートできます。

サイトワード

Sight words は「目で見てすぐにこれ!とわかる単語」という意味ですが、英語圏の子ども達が読み書きを学ぶときに用いられるリストで、教材も多くあります。「sight words」で画像検索するとリストがたくさん見られます。サイトワードをマスターすれば日常で使われる英文や会話の約90%を理解できるといわれています。

絵本(多読のスタート)

はじめは意味がわからなくても絵でわかる絵本がおすすめです。多読をスタートすると圧倒的に多くの語彙を増やすことができます。

小学生高学年~中学生

多読に併せて、習熟レベルにあった教材で通訳トレーニングでも使われている英語の練習方法を試してみましょう。

リピーティング

Repeating は「繰り返す」よく学校やテレビの英会話番組でやっているおなじみの練習方法

シャドーイング

Shadow は「影」という意味で聞いた音に影のように少し遅れたタイミングで発音する練習方法です。聞こえた音を忘れる前に聞きながらそのまま発音して練習します。発音できる音は聞こえている音なので、この練習方法ではリスニング力を鍛えることができます。

リプロダクション

Reproduction は「再生」という意味で、音声をいったん停止して、聞こえた音をまるまるもう一度発音します。自分の記憶できる語数から初めて、だんだん長くしていくことがポイントです。ある程度英語の語順になれていると再生できる長さが長くなります。

パラフレージング

Paraphrasing 「言い換え」で聞こえた音で意味を理解し、別の表現で言い換えていく方法です。2~3文を1文にするくらいから始めると始めやすいです。表現力を高めるのに有効です。

サイトトランスレーション 

Sight translation 「区切りごとの訳」区切りごとに聞こえた英語を日本語にする。英語の語順で意味を理解する習慣をつけるのに有効です。

いろいろな学習方法がありますが、組み合わせて4技能をUPしていきましょう。