「おうち英語」に挫折しても大丈夫!英語が難しい理由

英語が難しい理由

英語って難しい・・・英語学習に挫折しそうになりそうな時は誰にでもあります。でも本来は日本人にとって英語は難しくて当たり前です。少しずつの進歩でも大丈夫!本来、このページでは第二言語習得論の研究からわかった英語学習が難しい理由を徹底解説します。

Miwa
第二言語習得のプロセスや日本語と英語の違いを知っておくだけでも効率よく学習できるよ。学術的な研究に基づく効率的な学習方法も解説します。

英語は雑音に聞こえて当たり前

英語のリスニングが難しい理由は赤ちゃんが生まれてから言語を学習するプロセスをみればわかります。

第一言語習得と第二言語習得の違い

世界のさまざまな言語には全部で約200種類の母音と約600種類の子音ががあります。赤ちゃんは世界のあらゆる言語の音韻体系を習得できる能力を備えて生まれて、1歳までの間にまわり出話されている言語以外の音素を聞き分けることができるようになります。

 ある研究では赤ちゃんにいろんな音を聞かせると、自分に話しかけられた音声を言葉であると認識し、一方、同じ音声であっても対して話されていない音はノイズとして注意を向けなかったそうです。

 第二言語は初めは私たちの耳にはノイズとして聞こえるため、学習が難しくなっています。難しいのは当たり前なのです。まずはじめにノイズを意味のある音ととして認識する作業から英語学習は始まります。

英語学習が難しい理由

ここからは英語やその他の外国語学習が難しいと思う理由を見て行きます。

(1)年齢

一般的には言語学習開始年齢が上がるほど、母語話者のような言語習得が難しくると考えられています。言語を習得するために適した年齢を言語習得の臨界期とよび、幼児期から思春期までと様々な説がありますが、臨界期については第二言語には当てはまらないと考える研究者もいます。

語学学習を始める時期は早いほうがいい?

第二言語習得論の研究者の共通の理解はOlder is faster, younger is better。臨界点がいつなのか研究者によってかなり差があります。子どものうちは脳が柔軟、母語によるフィルターの影響をうけにくいなどの利点があります。大人になれば総合認知能力が子どもの比べて優れているので、子どもの時に学ぶのに比べてずっと早く英語を身につけられるという利点があります。

(2)言葉の性質

母語と第二言語の言語的距離も大きな影響があります。英語とフランス語などは同じと言語系統に属しており、文法的な共通点が多いです。ヨーロッパの人たちに比べて日本人が英語が苦手なのはあたりまえなのです。

日本語は5つの母音、16の子音があるのに対して、英語には20の母音と24の子音があります。

日本人にとって英語が難しい理由は日本語で使わない音素を勉強する必要があるからです。

母語によるフィルター

母語がある程度確定してしまうと、その後は母語のフィルターを通してしか外国語を処理することができなくなります。

例えば、の区別は日本語には必要ないので、多くの日本人にとって同じ音として処理されます。しかしながら、母語が確立できていない赤ちゃんはみんなを区別します。1歳くらいまでの子どもは世界中の言語のありとあらゆる音を区別できます。

(3)インプットの量

言語インプット量の確保が難しい。第一言語に1日10時間触れて居ると仮定すると、生まれてから4年間で14,600時間におよぶ。大人が同程度のインプットを受けるには1日3時間学習しても13年以上かかることになる。大人が子どもと同程度のインプットを受けるのは簡単ではありません。

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(4)認知的・心理的理由

子どもの場合は生活の一部として言語を無意識的に学んでいきますが、大人は学習として意識的に言語を学んでいます。第二言語学習は認知的な負担が多い=頭を使う作業なので大変なことなのです。

子どもの場合は、間違いながら覚えていきますが、大人になるになるにつれ「間違いが怖い」という第二言語に対する不安の強さが大きくなり、それが学習ペースト落とす原因になっています。

英語学習が認知症予防に?

バイリンガルの場合は認知症の発症率が低く、発症しても進行が遅れやすい。二つの言語を使うことで認知的な処理が増えて認知的負荷がかかりそれがトレーニングになっていると考えられています。

(5)モチベーション

英語力が社会的地位や収入に大きな影響を持つ国は英語に対する学習意欲が高く、その結果多くの人が英語を身につけています。日本ではそこまで英語の必要性を感じることがないため、モチベーションを保つのが難しいと言われています。

(6)学習方法が間違っている

日本の英語教育ではインプットが不足しています。日本語による文法訳読式はなるべく少なくして、インプットのためのコミュニケーション活動をたくさん行うことが望まれます。

入試も「流ちょうさ」よりも「正確さ」を当問題が多いことが使えない英語を助長する原因となっていました。

最近では、大学入試においても徐々に4技能試験が活用されるようになり、教育も今後4技能をバランスよく鍛えるものに変わっていくと期待されています。

「知識」+「運用力」=「英語ができる」

2つの分野をバランスよく強化することが大切です。日本の教育は知識重視でしたが、四技能を鍛えていくのは言語の「運用力」を鍛えていく必要があります。

まとめ

英語が日本人にとって難しい理由を見るとたくさんありました。難しいことをやろうとしているのだから、時間はかかるし、負担も大きいというのが事実です。でも挫折しそうになっても大丈夫です!「楽ではない」と割り切ってまた少しずつ再開して、英語の経験値をあげていきましょう。

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