おうち英語って早く始めるといいの?早期教育のギモン

早期教育の ギモン

小学校でも英語の早期導入が始まり、「やっぱり英語って早いうちに始めたらいいの?」と焦りを感じているママはいませんんか?「日本語能力は大丈夫なの?」など日本語とのバランスも心配ですよね。この記事では英語の早期教育について第二言語習得論の視点から徹底解説いたします。

Miwa
早い方が英語耳を作りやすいけれど、すぐ忘れてしまいます。成長すると認知能力が高まり効率的に学習できます。結論はいつ始めても遅いことはないということですね。それぞれの年齢によって適切な学び方で学ぶことが大切です。

英語の早期教育が必要と言われる理由

英語早期教育が必要と言われる理由は、「子どものうちは自然に言語を身につける力が優れているから」です。赤ちゃんは全ての言語の音素を聞き取ることができますが、1歳くらいまでに自分の環境でよく聞く音を言語、それ以外を雑音と分類して行きます。赤ちゃんほどではありませんが、子どもの年齢が小さいほど、音を聞き取る能力が優れていると言えます。

言語習得の臨界期

言語を習得するために適した年齢を言語習得の臨界期と言います。臨界期は幼児期から思春期までと様々な説があったり、第一言語を身につける際のみに適用され、第二言語には当てはまらないという説もあります。研究者によって結論が違うので、傾向があるという程度に考えておけばOKです。

子どものうちは脳が柔軟なので、母語の影響も受けにくく、すんなり外国語を受け入れられるのは間違いありませんが、成長するに従って認知能力も上がるの効率的に言語を身につけられるという利点もあります。

1967年にLennebegが行った研究で、失語症の回復の調査により12~13歳くらいまでに言語を身につけなければ、言葉の習得が不可能であると結論づけられました。これは第一言語についての調査です。第一言語でさえ、12歳までに身につければいいので、英語に関しては全く焦る必要はありません。

早く始めても早く忘れる

帰国子女の子供が就学前に英語がペラペラだったのに、帰国後に日本に帰ってきたらすっかり忘れてしまったという話はよく聞きます。その理由は文字を学ぶ前だからです。文字があると本が読めたり、文字を書き留めたりすることができるので、言語が定着しやすいと言われています。しかし、文字を学ぶ前だと、いくらペラペラ流暢に話すことができたとしても環境が変わると言葉を忘れてしまいます。

このことから、早期教育したとしてもすぐ忘れる。何度も繰り返す。を前提に勉強していくことが早期教育のポイントと言えます。ストレスなく、勉強を継続できるかも早期教育においては大切です。

早期教育のポイントは発達段階に合わせた勉強方法

就学前、小学生・中学生のの勉強方法は異なります。多くのママは中学生から英語を学び始めていると思いますが、当時の訳読式の勉強法をそのまま子供に適用すると子供が英語嫌いになってしまう恐れがあります。訳読式は認知能力が完成された大人にとっては効率の良い勉強法ですが、子どもにはあっていない勉強法なのです。

就学前(幼稚園)~小学低学年時代の勉強法

聞き取りの能力が優れている時期なので英語を聞き取る能力を育てましょう。文字を一生懸命に勉強させる必要はありません。もちろん興味を持ったら勉強させましょう。英語のCDを聞いたり、YOUTUBEを見せたりしましょう。絵で意味のわかる映像がおすすめです。意味のあるインプットをしなければ音が雑音におなってしまうので、意味と音声のインプットが同時にできる教材がおすすめです。

小学校3、4年生の英語勉強法

小学校でも少しずつ外国語活動が導入されます。英語で気持ちを伝えたり、身近なことについて話をすることが求められるので、身近な題材が取り扱われているもの教材として選びましょう。文字も学習していくので、ローマ字読みと英語の読み方を混乱しないようにフォニックスをしっかり教えることも大切です。

小学校3・4年生の英語勉強法

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小学校5、6年生の英語勉強法

本格的に外国語としてテストが行われ、評価がつけられる時期になります。そこで英語が苦手にならないようにする工夫が大切です。子どもの興味のある教材を使ったり、あらかじめストーリーのわかっている絵本やDVDを読んだり、BGMとして流しておくだけでも英語習慣をつけることができます。基本文を丸暗記する勉強法で自然と文法ルールを覚えてしまうのも良い方法です。

中学生以降の英語勉強法

中学高に上がると週4時間、英語の時間があります。英語の基本的な文法は中学で全て身につけることができます。ベースを作る時期なので、何度も繰り返して基本を身につけることが大切です。あとは語彙を増やしたり、運用力を伸ばすトレーニングをしていけば英語力が格段とUPします。

早期教育よりも大切な英語環境づくり

早期教育をやっても子供は忘れてしまうものです。だからと言って「やって意味がないのか」という、とそんなことはありません。子供は音を聞き取る能力が高いので小さいうちは勉強というより、耳を鍛える!ということを目的にしてストレスなく英語環境を作ったり、英語への関心やモチベーションを高める方がママも楽しく始められます。

英語環境作りとは

英語環境作りとは英語が周りにある環境づくりです。遊ぶときのBGMを英語の歌に変えたり、一日30分は英語でアニメを見せる。ドライブの時に英語のDVDを世界地図のウォールステッカーをアルファベットやサイトワード の表を子供部屋に貼ったりなどは簡単にできます。

海外旅行に一緒に行って実際に英語を使うこともモチベーションを高めてくれます。日本にいるとなかなか英語を使う機会がありませんが、英語が実際に使われる場面を設定することで英語の必要性も感じることもできます。

まとめ

英語の早期教育はやって意味があるのかという疑問を見ていきましたが、結論は耳が鍛えられるのはやっぱり小さいうちが有利だから「すぐ忘れる」と前提に教育計画を立てる!です。継続するためには勉強というよりは環境を整えてあげることが大切です。ママも子どももストレスなく続けられる方法を選んでみてください。

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