受験から一生モノの英語力!東進・安河内先生の英語勉強法

安河内先生は林修先生と並ぶ、東進ハイスクールの有名講師です。各種メディアにもよく登場される安河内哲也先生が進める勉強法ほうをまとめてみました。予備校という受験に特化したスクールでありながらも、受験だけでなく一生使える英語スキルを教えている安河内先生。受験にも使えるその勉強スタイルはとても参考になります。

安河内先生の英語対する考え方

英語の勉強は「国語・数学・理科・社会」とは違う

英語は技能であり、体育の仲間です。知識を増やしても英語を話せるようになりません。日本人の多くは英語を受験科目や教科の一つだと思っています。学問だと思っていることが英語が話せない一番大きな理由です。英語は「わかる」けど「使えない」人が多いのは学校での英語の授業は知識や理論を中心に教えていることが原因だと指摘しています。

体を使って練習しなければ英語は上達しない

英語は他の教科や学問とは違って、知識を増やすのではなく、体を使って体得する必要があります。体を使う一番の方法としておすすめされている勉強法は音読です。音読をすることによって英語の音に慣れて、聞き取る力もUPします。

モーター理論

人間はある音を聞き取る際、以前その音を作るために筋肉を動かしたことがあるかが照合され、ある場合は意味のある音と認識され、ない場合は雑音として処理されます。

文法は言語を短時間で習得できる最強ツール

言語を習得するには本来とても時間がかかる作業です。母語である日本語すら何年もかけて学習してようやく小学生くらいで会話らしい会話ができるようになります。子どもの頃、10年かかって自然に習得したことを数ヶ月で勉強できてしまうツール。短縮するツールであり深く学びすぎる必要はない、使いながら学ぶくらいの気持ちで学ぶことが大切です。予備校の講師だけあって、文法は重視されているようですが、文法を目的とせずに時短ツールとして使うことが注意点だと指摘されています。

安河内先生流、英語4技能の鍛え方

リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングは有機的につながっているので、一つの技能を育てると2~3技能を同時に育てることができます。学習効果の高い練習法や英語上達に必要なマインドセット(考え方)を徹底解説していきます。

リスニング

英語と日本語は周波帯が違うので、ただ漠然とわからない英語をシャワーのように聞いても雑音にしか聞こえてきません。音と意味が一致して初めて言葉として認識されます。「精聴」でトレーニングして聞ける音を増やしていきます。自分の中で英語認識装置を丁寧に育てるイメージで学習していくようにしましょう。

リスニングメソッド

「精聴」・・・スクリプトをみて聞こえなかった単語をチェックしていく効き方

「多聴」・・・英語をシャワーのように聞くこと

リスニングの最強勉強法はディクテーション

初級レベルに一番効果的なのは聴いた音をそのまま書くというトレーニングです。内容の8割が楽に聞き取れるものを選ぶことがポイントです。英語の音が聞こえない原因は2つあります。一つ目のは期待している音と実際の音が違うから。もう一つは英語は表音文字ではないから音と文字を繋げる作業が必要になるからです。ディクテーションはその音と文字を結びつける訓練として有効になります。

ディクテーションのやり方
  • 繰り返し聞き、音声を書き取る、カタカナでもOK
  • スクリプトを見ながら聞けなかった箇所を赤で訂正する
  • 書き取った用紙を見て50回聞く、紙を見ないで50回聞く
  • 書き取った用紙を音読する

リーディング

日本語にいちいち訳さない。処理スピードを上げるために読んだまま、見たまま、聴いたままを理解する直読、直解の作業。後ろから前にもどって読む癖をつけないで、そのままの語順で理解していくようにする。音読をすることで「訳さない」「戻らない」の習慣がつく。声に出して読むことで同時に英文を理解しなければ行けないために日本語に訳すタイムラグもなくなる。音読のポイントは理解しながら読み、作業にしないこと。辞書を引くことは有意義に働くこともあるが、作業になってしまってはちからが付かない。

初級者・・・ひとつの教材を暗記するまで勉強する

上級者・・・さまざまな教材にふれる

スピーキングとライティング

伝えたいことをシンプルにする練習をする。「一杯食わされた」「あしをすくわれる」→「だまされた」シンプリフィケーションして、自分の知っている簡単な英語で言い換える訓練をする。

学習の際は「添削→確認→矯正」オンラインゲーム、Amazonにレビューを書く。エッセーも自分の中でパターン化する。主張→理由・具体例→結論

安河内先生流、英語上達のマインドセット

かっこいい発音でなくても恥ずかしくない!国連の英語を目指す

確実に通じる英語 日本人が理想としている英語は世界に3億5000万人居るとされテイル英語を母語とする人たちの中のアメリカ合衆国、それも中西部からカリフォルニア西海岸と、引かし海岸の一部にすむ裕福な人たちの英語です。全体の数パーセントであり少数派です。

他の人の間違いを批評しない

自分のまちがえが怖くなって、話せなくなる。自分自身が人の英語を論評するから自分も論評されていると思ってしまうという点を指摘しています。他人のことをあれこれ言わなくなれば、、自分自身がどう思われているのかもきにならなくなり、言いたいことだけに集中できるようになる。

英語の会話パターンを100ほど暗記する

会話のパターンを暗記することで、すぐ使える自分なりの会話マニュアルを作ることがスピーキング能力をあげる上での基礎になります。

趣味を通して英語を楽しく勉強する方法

映画やドラマで英語を学ぶ

映画や歌は自分の好みの題材を選びやすく、大人も子どもの楽しめる学習ツールです。教科書では学べない文化的背景や会話表現なども自然に取り入れられます。映画や歌を教材に使うときにおすすめ勉強法や注意点を見ていきましょう。

作品を選ぶ注意点やおすすめ作品

レベルに合ったものを選ぶ

初級日本のアニメ英語吹き替え

上級者はフレンズやシンプソンなどがおすすめ

映画やドラマを使った勉強方法
  1. 日本語で見る
  2. 英語・日本語字幕
  3. 英語・英語字幕
  4. 英語音声でみる
  5. 繰り返す

洋楽カラオケで英語を学ぶ

歌詞を見ながら何度も歌い暗唱する。スローペースな曲をいくつか覚えてカラオケのレパートリーを増やして行くことで自然と英語の表現を体得できるそうです。歌詞をみながら音を掴む訓練にもなり楽しく英語を勉強することができます。

「Love me tender」,「 My way」, 「Over the rainbow」「 Tennesee Walts」などのスローペースな歌がおすすめ。中級者ならカーペンター、ビートルズ など歌える歌を増やします。

受験に特化した予備校でさえ、受験英語ではなく使える英語をしっかりと身につけさせたい。という安河内先生。特に英語は教科や学問ではなくツールであるこことを念頭に指導されています。受験合格と英語スキルUPが両立する素晴らしい勉強法です。勉強法について、詳しくは安河内先生の参考書もご覧になってみてください。