これからの日本は少子高齢化による人口減少d、経済規模が縮小していきます。日経平均は90年代をピークに日経平均株価はほとんど伸びていませんが、アメリカのダウ平均やS6P500指数などは何倍にも成長しています。日本は長くデフレが続き、社会保険料が高くなり、給与の手取りはどんどん減っています。グローバルに活躍するためには英語は必須ですが、それ以外に必要とされる大切なスキルをまとめました。


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グローバル社会で求められるコミュニケーション力
グローバルな社会では文化的背景、宗教教、生活習慣が違う多種多様な人々と関わっていくことが必要になってきます。ただ単に英語が話せるだけでなく、自己主張しつつも、他者を理解する姿勢が求められています。
- 自分と異なる価値観や意見を受け入れ理解する力
- 自分の考えをまとめて、相手にわかりやすく伝える力
- 相手の主張に応じて質問したり批判したりしたりしながら考えをまとめる力
- どんな相手とも気後れしない度胸があること
- 相手に興味を持って、話を広げる雑談力
グローバルに活躍するためには英語以外にこれらのコミュニケーション力を育てていく必要があります。
グローバルマインドを育てる5つのポイント
自己肯定感
どんな環境においても自分はできるという安心感を持てると打たれ強くなりますう。失敗を励ましながら、進歩を肯定する。他の子どもと比べない。など小さいからの積み重ねが自己肯定感を育てます。
日本の文化についての知識
知っているようでしらない日本文化。実際に説明するとなると難しいものです。小さい子どもならおりがみを折れるということも大切な日本文化です。海外の人に喜ばれます。そのほか、空手や柔道、茶道、書道などの武道を習ったり、伝統的な日本文化に触れる機会をつくって親子で楽しむと自然に知識が付きます。
度胸
英語は間違いながら学んでいくものです。思い切って発言する勇気。フレンドリーなあいさつができたり、自分の思っていることや考え方を臆することなく発言できる度胸も大切です。
自分の意見を持つこと
海外では自分の意見を求められることが多いので、いつも自分の意見を伝える訓練をする必要があります。日本では周りに合わせてなんとなく決めることが多いかと思いますが、常に自分の意見を持つようにすると自分を内観する習慣も作ることができます。将来職業を決めたり、どのように生きたいのかを自分で決める訓練にもなります。
経験を増やすツールとしての英語
英語ができると、海外旅行や留学などいろんな場所に安心して行くことができます。訪れた際に現地の人とコミュニケーションの機会も増え、積極的に行動することができます。経験=自分の財産なので、財産がどんどん増えていきます。

ケンブリッジ大学の生きる力フレームワークとは
The Cambridge life competencies frameworkはケンブリッジ大学で作られた、これからの社会を生きるために必要とされるフレームワークです。 これを見ると、子どもがどのようなスキルを目的に学習して良いのかがわかります。
学習・思考スキル
- クリエイティブな想像力Creative thinking
- クリティカルシンキングCritical thinking
- 学習方法を学ぶことLeaning to learn
- デジタルリテラシーDigital literacy

ソーシャルスキル
- コミュニケーション力Communication
- 協働Collaboration
- 社会的な責任を果たすことSocial responsibilities
- 自分の心をコントロールする力Emotional development

「どうしてか」と理由を考える
「これは本当か」と批判的に考える
「他の方法はないか」と複数の方法を考える
「〜したらどうなる?」とシミュレーションを考える
普段の会話でこの4つの質問をする習慣をつけるとクリティカルシンキングが身につきます。
経済界が求めるこれから必要になるスキルは
2018年の世界経済フォーラムにおいて2022年までに労働市場で求められるスキルが劇的に変化すると発表されました。AIやロボットなどの発展で子どもの60%以上は今存在しない新しい仕事に就いているだろうといわれています。これから子どもを育てるママが知っておくべき将来需要が高まるスキルをまとめます。
将来需要が高まるスキル
分析的思考と革新
能動学習と学習戦略
創造性、独創性、自発性
技術設計とプログラミング
批判的思考と分析
問題解決能力
統率力・社会的影響力
感情知能
論理的思考・問題解決・発想力
感情知能
論理的思考・問題解決・発想力
システム分析と評価
将来需要が低くなるスキル
手先の器用さ・忍耐力・正確性
記憶力・言語能力・空間認識力
財源と資源の管理
テクノロジーの導入と保持
読解力、筆記能力、積極的傾聴
人員の管理
品質管理と安全に対する意識
調整や時間管理
視覚、聴覚、口語能力
技術使用、監視、制御

グローバルに活躍してキャリアの選択肢を増やす
グローバル人材育成に関する総務省の調査においてグローバル人材に該当する新卒採用者は約5割が企業が増加傾向にあるのに対し、約7割の企業が人材不足と感じていると述べています。大学に進学したいと思ったとき、英語力があれば国内だけでなく海外へ進路先を広げることができます。
英語圏だけでなく、英語で授業を受けて学位を取れるプログラムが関多く用意されています。世界上位の1000の大学を対象とした調査study portals では世界中の700以上の都市に72500以上もの英語で学位を取得できるプログラムが用意されています。
日本においても英語で学位を取得できるプログラムも増え、何を学ぶかではなく、どこで何を、どんな言語を使って学ぶのか幅広い選択肢の中から選ぶことができる時代です。
全世界の人口は77億人。英語の話者は17.5億人。約20%が英語を話すと言うことになります。一方、日本語話者は1億人程度です。世界中の人と交流することで人生をより充実したものにしたり、チャンスを生み出し自分自身の成長させることができます。