子供を保育園に預けて、働きたいと思うママが増えています。「保育園が足りない」「安心して預けられるの」などの育休明けのままの不安を解決します。このページでは保活から実際に育休が終わって、慣らし保育までにやっておくべきことを実体験をもとにまとめています。


ワーママなるために必須な保育園選びとスケジュール
ワーママになるために必須の保育園、ここからは保育園の種類や申し込みスケジュールなどをまとめていきます。
保育園の種類
保育園に入るには役所に申請をして1~3号認定を受けることになります。厚生労働省の定める基準を満たす認可保育園は国から補助が出るため、保育料が比較的安くなります。
認可施設には認可保育園、小規模保育園、事業所内保育園、認定こども園、保育ママ、預かり保育月幼稚園があります。
認可外施設には認証保育所、ベビーホテルや託児施設、ベビーシッター、ファミリーサポート
自治体の中には独自の基準を満たした認可外施設に補助金を出す制度もあります。
3歳以上の子供を預かってくれる認可外は少ないので認定保育園に入れなかった場合は3歳までは認可外、3歳以降は募集人数が多い認定子ども園に転園するのもてです。

情報収集と申し込みスケジュール
4~7月 市町村の窓口でどんな園があるか探す
7~10月 園を見学
10月~11月 申し込み 認可保育園の場合は、役所へ 認可外保育所園は直接申し込み
2~3月 入園先が決定
入園できる時期
入園は名目上いつでも受け付けていますということになっていますが、4月以外はほとんど空きがないのでイレギュラー対応だと考えましょう。生まれ月に関係なくほとんどの場合は4月入園です。申し込みは10月~11月です。復帰の時期が決まっている場合は、妊娠中から予約している方もいるようです。
保育料の仕組み
世帯年収によって保育料が異なります。3歳以上は安くなります。2人目以降は割引があります。
ワーママの保育園選びのポイント
保育園を選ぶときは、自分の労働時間に合う園を探して、見学することをおすすめします。園の子どもたちの様子がうちの子供にあっているか?保育園によって雰囲気が違うので、実際に行って見ないとわからないことは積極的にリサーチしましょう。
保育園選びのポイント
- 通える範囲にある
- 延長保育や開園時間があっている(土日に仕事がある場合は土日も開園しているかどうか)
- 雰囲気が良い
- 認可保育園である(保育料が安く、設備が整っている)
- 外遊びができる環境があるか
- 職員の年齢バランス(年配の方から若手まで揃っているか)

保育園見学のポイント
保活中のママは平均で2~4園を見学しているというデーターもあります。
- 電話で個別見学を申し込む
- 園のイベントを利用する
- 一時保育を活用する
などの方法があります。
- どんな保育方針か
- 子供が安心している雰囲気か
- 伸びのぎしているか
- 異年齢交流はあるか
- 周辺の交通環境
- 風通しや日当たりが良いか
- おもちゃや絵本は揃っているか
- 外遊びができるか
- 安全対策はしているか
- 季節の行事はあるのか
- 保育時間や日程は仕事とあっているか
会社で働かなくても保育園は利用できる
自営業の場合でも自分で勤務実態を記録していれば保育園に入ることができます。また修学の場合なら在学証明書、介護なら、診断書、休職中ならハローワークの登録証などがあれば保育園に入ることができます。
保育園選びの後のやることリストとスケジュール
保育園選びが終わったらやることをまとめます。
入園申し込み書を記入する
待機児童の多い場所では点数制で高い順番から保育園に入ることができます。自治体の点数制の仕組みをよく理解し、見落としや書き漏れがないようにチェックしましょう。特に就労時間は大きなポイントになるため、時短勤務を選ぶ場合は注意が必要です。そのほか、近くに面倒を見られる祖父母がいると点数が低くなる場合もあります。基本的に、ひとり親、生活保護を受けている、単身赴任、3人以上子供がいる、育休の取れる期限の最大を迎えている、認可外保育園を利用しているなどで点するがUPする場合もあります。
復帰のタイミングがポイント
4月入園の場合4月16日以降になると減点になることがあります。余裕を持って職場復帰を考える人もいますが、いつから減点対象になるのかも確認した上で、指数が下がらないように復帰日時を決める方が無難です。
市役所に直接質問して、最低位指数を聞いたり、空き状況、園の様子を確認するなどる、書類の書き方のアドバイスをもらうと入りやすくなります。保育を必要とする理由など書き方のポイントを教えてもらえたり、保育の点数を計算してもらうことができます。
職場復帰前にやるべきことリストを作る
4月復帰を目指すなら10月以降はやるべきリストを作りましょう。私が作ったリストはこんな感じです。園が決まるど必要なもリストが配られます。「手作りのバックなどを持ってきてください」と言われたりしますが、作るのが得意でなければオーダーもありだと思います。私も自分では一切手作りしませんでした。
病気の時の対応
近くの病児保育に登録したり、利用できるサービスを調べておきます。
時短家電の購入
食洗機やお掃除ロボット、乾燥機などはあると便利です。
家事分担
夫と何を分担するかを決めておくと復帰後も安心です。
美容・ファッション
朝のスタイリングが楽になるような髪型をオーダー。復帰後何を着ていいのか迷いますが、服のレンタルでコーディネートを考える手間や買い物時間を短縮できます。
園グッツの購入
布団、手提げ、スタイ、オムツ、タオル、コップなど縁によって揃えるものが違います。手作りを要求されることもあります。手作りがに困ったらネットでオーダーしたり、近くの洋服直しの専門店で手作りを代行してくれるお店を利用しましょう。
ネットオーダーができるサイト
名前グッツ
大量に名前を書く必要があるので、名前が印字されているシールをオーダーしたり、スタンプがあると便利です。特にオムツは大量に名前を書く必要があるので、お名前スタンプが必須です。
慣らし保育
保育生活スタートと同時に職場復帰をする場合は、慣らし保育期間をどうするかが問題になります。パパに育休をとってもらう、早退させてもらう、実家の祖父母に協力してもらう、ベビーシッターやファミリーサポートを利用するなどで乗り切る人も多いようです。多くの保育園では地域の親子を対象とした解放日や子育て講座、体験保育を行なっています。少しでも慣れておくのもひとつの手です。
まとめ
保活は地域によって随分変わってくるので、市役所に聞いたり、先輩ママに聞いたりとリサーチが欠かせません。そして、何月生まれでも入園できる時期は4月!出産時期やいつ復帰するかも合わせて保活は人それぞれ戦略が変わってきます。保育園は仕事と子育てを両立するための強い見方になってくれます。これでよかった!と思える園が見つかりますように。