NISAって種類があるからどれがいいのかな?違いとかよくわからない!そんなママに向けてNISA徹底解説します。NISAは年々少しずつバージョン変化しています。特に2024年には大改正されますので、改正ポイントについても見ていきます。


つみたてNISA
つみたてNISAとは年間40万円を上限とした投資信託のつみたてに対して、20年非課税になるという制度です。2018年にスタートしました。
- 何に投資したら良いのかわからない
- 年40万円くらい投資したい
- 長期投資したい
- 老後資金を貯めたい
- 投資信託をやっている
- コツコツ積み立てて資金形成したい
つみたてNISAでは本来投資にかかる税金は20・315%の税金がかかります。でも、つみたてNISAは非課税で運用できるのでとてもお得です。投資先は金融庁のお墨付きの投資信託のみという点も安心できます。
なかなか貯金ができない!という方にもオススメのつみたてNISA。つみたての金額を引いたお金でやりしていくことが習慣にして、積立てたことを忘れるくらいにするのがポイントです。
途中売却も自由で、留学資金・独立企業・老後資金など必要となった時いつでも現金化できます。いつでも現金化できますが、リーマンショックやコロナショックなので一気に市場が下がったときには決して現金化しないことがポイントです。市場が暴落しても、愚直に積立していくことで市場が回復したときに大きく増やすことができるからです。
つみたてNISAをするならクレジット払いで
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ファンドの選び方
投資信託とは投資家から少しずつ集めたお金を一つの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券、不動産などに投資、運用する商品のことです。インデックスファンドとアクティブファンドがありますが、手数料の安いインデックスファンドがオススメです。
つみたてNISAとiDeCoどちらがいい?
投資信託を積み立てるという点で似ているつみたてNISAとiDeCoですが、積立できる最大額、税金、引き出しができる時期が違います。老後資金を作りたい長期投資派のワーママはiDeCo、いつでも引き出しができる資金が欲しい場合は積立NISAがオススメです。その理由はiDeCoの場合は掛け金が全額所得控除の対象になるので、税金がやすくなり、60歳まで引き出し不可だからです。確定拠出年金なので、年金を作りたい場合に向いています。逆に専業主婦の場合は所得控除のメリットがありません。そして、60歳まで引き出しができない点は老後資金を貯めるのにはぴったりですが、教育費などで急にお金が必要になっても使えないというデメリットにもまります。
積立NISA | iDeCo | |
投資できる商品 | 投資信託、ETF | 投資信託、定期預金、保険商品 |
投資できる時期 | 2018年ー2042年 | 60歳未満 |
非課税 | 最大20年 | 受け取り時期まで |
節税メリット | 配当金・売却益にかかる税金が非課税 | 運用益が非課税 掛け金が所得税控除になる |
投資の上限 | 毎年40万円。2021年から始めると880万円 | 働き方によって年14.4万~81.6万円 |
引き出し | いつでもできる | 60までできない |
一般NISA
一般NISAとは2014年から2023年までの間にNISA口座を解説し、年間120万円の範囲で株や投資信託に投資すると、5年間配当金や売却益が非課税になる制度です。
- 1年で120万円投資したい
- 個別株銘柄選びが好き
- 個別株と投資信託やETFなどをミックスしたい
2024年一般NISA制度改正
改正では投資期間が5年延長されて2028年までになります。2階建てとなり、1階は20万円までの積立、2階部分は従来の一般NISAと同様に個別株や投資信託などに102万円まで投資できます。この制度では一階で積立投資を行わないと、2階での投資ができない仕組みになっています。

5年経ったらどうなるの?
- 新たな非課税枠に移行する(ロールオーバー)
- 売却してしまう
- 課税口座(特定口座)に移管する
この3つを選択することができます。

ジュニアNISA
ジュニアNISAは2016年から始まった0~19歳未満の未成年を対象とした、年間80万円までが5年間非課税になる制度です。一般NISAとの相違点は払出不可ですが、引き出しができないというわけでななく、途中で払い戻す場合は過去の利益に対して課税されます。課税されてしまう子供が18歳になるまで現金化できないという点が大きな違いになります。
- 子供がいるママとパパやおじいちゃん、おばあちゃん
- 進学の資金を貯めていきたい
- 長期投資する予定
ジュニアニーサは子供のNISA枠を使って非課税で投資できるのがメリットです。投資初心者で何を買っていいかわからなくてもつみたてNISAで年40万円投資信託を買って、ジュニアNISAでETFを購入すれば、銘柄選びの心配をせずに年に120万円まで非課税で運用できます。注意点はジュニアNISAの場合は18歳まで引き出せないので長期投資用の資金を回すことになります。

ジュニアNISAを開く手順
1子供の銀行口座開設
必要なもの 子親子のマイナンバーカード、保険証、パスポート、など2種類以上
未成年の口座開設できるネット銀行は多いのですが、15歳未満は作れない銀行もありました。
ソニーバンク・楽天銀行は15歳未満でも口座開設ができます。
楽天銀行はアプリから証明書を送ることができて、ネット上で全て完結するので郵送が不要でラクチンでした。ソニーバンク は郵送のみ受け付けのみ対応です。住信SBIネット銀行は15歳未満の口座開設が不可でした。楽天銀行の場合、書類を送ってから1週間くらいでキャッシュカードが届き使えるようになりました・
2子供の証券口座を開設
必要書類なもの 子供名義の銀行口座 戸籍謄本や住民票など親子関係の証明書、マイナンバー
ジュニアNISAでの購入手数料は無料のところが多いいです。日本株や投資信託に関してはもともと最近は手数料がかからない証券が多いですが、米国株は手数料がかかるところが多いです。だからこそ、ジュニアNISAの口座では米国株や米国ETFを購入すると効率よく投資できます。
国が主導している税制面で有利になる制度
国が主導している税制面で有利な制度をまとめました。
NISA | ジュニアNISA | つみたてNISA | iDeCo | |
対象者 | 20歳以上 | 0歳から19歳 | 20歳以上 | 20歳以上60歳未満 |
投資可能期間 | 2043年まで | 2023年まで | 2043年まで | 制限なし |
限度額 | 年間120万 | 年間80万 | 年間40万 | 年間14万~81万ほど職業によって異なる |
購入方法 | いつでも | いつでも | つみたて | つみたて |
引き出し制限 | いつでも | 18歳まで不可 | いつでも可 | 60歳以降 |
税制メリット | 運用益が5年間非課税 | 運用益が5年間非課税 | 運用益が20年間非課税 | 所得税・住民税が安くなる 運用益が非課税 |
投資商品 | 株式・投資信託・ETF・REIT | 株式・投資信託・ETF・REIT | 投資信託・ETF | 投資信託・定期預金・保険商品 |
まとめ
投資すると20%ほどの税金がかかります。投資額が大きくなるほど税負担も大きくなり、国の優遇制度を使わないと損です!賢く利用して節税しましょう。