イデコやニーサも一通りやったり、今度は個別株に挑戦してみようかな?高配当株投資、バリュー株投資、グロース株投資などありますが、このページではこれから値上がりしそうなグロース株の簡単な探し方を解説します。グロース株投資はワーママが得意な子育て同じ、会社の成長を応援する投資です。


ワーマでも探しやすい!10倍株を探しのポイント
増収率が高い
売上高が4年で2倍になっているかどうかが増収率が高いか低いかのポイントになります。
こんな会社をチェック
- シェアを拡大している
- 新しい商品を発売したりイノベーションを起こしている
- グローバル化で新しい市場を開拓している
営業利益率が高い
売り上げに対して、コストが安く済んでいているかを占めす指標が営業利益率です。売り上げが高くても、原価や人件費などのコストが高くなってしまっていては純利益が低くなります。判断基準は10%以上です。
オーナー経営者で筆頭株主
役員の欄にある社長もしくは会長の名前が株主にあること。上場したての会社は創業者の保有率が高く、トップダウンで迅速に経営ができるから成長性も高くなると想定されます。ソフトバンク、ファーストリテイリングなども社長が筆頭株主になっています。
上場から5年以内
上場したての若い小型株の方が、古く成長しきってしまった大型株よりもよりも伸びる確率が上がります。
増資や株式分割を行なっている
増資は新たな株の発行で資金を調達し資本を増やすこと。株式分割は株を細分化して発行株式数を増やすこと。株式分割は最低投資金額が下がることで、投資家からの資金が流入しやすくなります。株式分割をこなった企業は、四季報では【資本移動】の欄に記載されています。
トレンドや流行テーマにのっている
世界的な流れや国策などの流行テーマに乗っていると追い風を受けやすくなります。つまり、フィンテック、自動運転、SDGs、ロボテック、再生医療、AIなどこれから成長していく産業に投資すると産業全体の成長の恩恵を受けられます。将来を見据えた、国策が発表られた時には関連テーマをよくみていくとヒントが得られます。
四季報を読むときの4つのチェックポイント
将来有望な株は証券会社のスクリーニング会社四季報で探します。成長性のある株を探すときに見るポイントはこちら
会社の説明
欄外の【業種】は証券コード協会によって決まり、業種によってある程度決まっている。水産なら1300番台、空運なら9200番台というようにある程度決まっている。10倍株を狙うなら、「テーマ」に乗っていて、「上場5年以内」の「成長株」を探していくことになります。
【決算】は配当や株主優待の権利が確定する月なので、注目しましょう。70%以上の企業は3月決算。小売りは2月、食品は12月多いです。
【上場】成長しやすい株は上場から5年以内の株なので、上場した年も確認します。
【特色】業界での地位や沿革が記載されています。「世界首位」「業界首位」「独自技術」などに注目します。
【事業構成】には「部門別売り上げ構成比」が書かれていてどの分野で営業利益が高くなっているか、急成長しているかに注目します。
【海外】の欄にあるのは連結海外売り上げ比率です。これからは日本の市場は縮小していくのでグローバに営業していく会社を選ぶ際に参考になります。50%を突破しそうな企業はグローバル化が本格化するタタイミングに当たるので成長が期待されます。

【財務】と【キャッシュフロー】
バランスシートが簡単につかめるので、その会社の借金と資産の詳細がわかります。総資産・自己資本・有利子負債などが並びます。
不景気でも強い株を探すにはこの2つに注目します。
自己資本比率・・・50%前後が妥当
営業CF・・・プラスになっているか
【業績】とコメント欄
業績の欄には損益計算書(profit and loss statement=P/L)の一部が抜粋されています。左から「売上」「営業利益」「経常利益」「純利益」の順で記載されています。1年間の成績表、収入や経費を差し引いた手取りの金額が記載された「給与明細」のようなものです。
成長する可能性のある株を探す2つのポイント
「売上」・・・増収率が高く、成長している企業を探すポイント4年で2倍になっているをチェク。
「営業利益」・・・売上に対する営業利益を見て10%以上あるか。

四季報の記者が会社を取材してみてのコメントが記載されている欄があります。2箇所の見出しに注目。参考意見として読んでみましょう。
チャート
チャートは買い時を見極める際に重要です。トレンドを見るときは平均移動線に注目します。チャートの読み方は色々ありますが、初心者ならばざっくり上昇トレンドか降下トレンドかを見るだけでも今買うのかどうかの判断材料になります。
まとめ
四季報を使って有望な株を選ぶことはファンダメンタル分析と言われています。チャートを使って買い時を見極めることはテクニカル分析です。まずは自分の基準で有望な株を探して、チャートで買い時かを判断します。四季報ではその作業が一度に行えるので便利です。
条件を探すなら証券会社のスクリーニング機能も便利です。条件に会う株をスクリーニングしてどんな会社かを四季報でチェックする方法もオススメです。