マイナス金利時代銀行、銀行にお金預けていてもほとんど利子がつきません。そんなとき少しでも利子を増やしてくれるお金の預け方は外貨預金や定期預金などのキャンペーン金利を利用することです。このページではネット銀行の選び方や外貨預金をする時の注意点、便利な使い方などを徹底解説します。
銀行の選び方
都市銀行、地方銀行・ネット銀行など銀行には色々な種類があります。給与振込やクレジット引き落としなどを行うメインバンクは手数料の安さや店舗数が魅力の都市銀行が良いとされていましたが、今はネット銀行が便利です。サブバンクはメインバンクからのお金の移動が楽で運用や住宅ローン、投資などが便利な金融機関を組み合わせみましょう。
外貨預金
外貨普通預金と外貨定期預金があり、定期預金の方が利息が高くなる傾向があります。今はどこの国も金利が低くなっているので、利息は期待できませんが、安いときに外貨を買っておいて高いときに売るようすると為替差益が得られます。
外貨預金のメリット
金利が高い
為替変動で利益が増える場合がある
海外でそのまま使える
外貨預金のデメリット
為替損失が出てしまうことがある
為替手数料がかかる
銀行が破綻した場合の保証がない
外貨預金の仕組み
外貨預金で得するかどうかは為替レートがポイントになります。外貨から日本円に戻す時、預けた時よりも円安になれば為替レートの変動によってできる利益と利息分をゲットできます。
預けた時より円高になると元本割れするので、引き出しのタイミングが大切です。手数料と合わせて考えましょう。手数料が往復2円の場合は預けたときより2円以上円安にならなと損をしてしまいます。

初心者向きの通貨
初めて買うなら新聞やテレビなどで為替の動きがわかりやすいドルやユーロががオススメです。米ドルで慣れてから高金利に通貨にチャレンジしてみましょう。途上国は通貨価値の変動が激しいので、高金利でも通貨の価値が下がってしまうこともあるので注意が必要です。
米ドル・ユーロ・ポンド・豪ドル・NZドル・カナダドル・スイスフラン・香港ドル・ブラジルレアル・人民元・南アランド・クローナなどがありますが、マイナー通貨ほど手数料が高くなる傾向があります。

FXの積み立て
FXは低金利通貨で高金利通貨を買うと、その差額が利息として毎日もらえます。これをスワップ金利と言います。このスワップ金利をもらい続けていればお得ですが、為替変動のリスクがあります。毎日少しずつ積み立てて行くことで毎月一定額にすることで為替リスクを減らすことができます。
マネーパートナーズは月に1万円の積立が可能です。FXで外貨預金するメリットは手数料が安いこと金利が高く毎日受け取れることです。レバレッジを1倍以内に抑えると安全です。マネーパートナーズにはプリペイドカードありFXの口座からチャージして海外で使うことが可能です。
ネット銀行の選び方
少しでもお金を有利に預けるならネット銀行がお勧めです。ネット銀行は店舗がなく、入金や出勤を提携のATMで行うため、人件費や家賃を抑えられ、その分を金利に回すことができます。特にボーナスシーズンなど、期間限定キャンペーンは定期金利が高いので狙い目です。
ネット銀行メリット
- 手数料が安い
- 預金の金利が高い
- 住宅ローン金利が低い
- アプリで残高確認が簡単
- 自動入金システムを使うと振込手数料や引き落とし手数料を節約できる
- 口座の開設から振込まで全て家で完了する
- 日本全国どこでもコンビニATMで利用できる
ネット銀行の種類と特徴
代表的なネット銀行とネット銀行の特徴をまとめました。
住信SBI銀行・ソニー銀行・新生銀行
預金額に応じて振込手数料やATMが無料になります。
ソニー銀行
ソニー銀行はATM手数料を無料にしやすく、デビットカードを使うことで外貨預金の外貨で海外で決済が可能です。海外で両替することなく、手数料は日本円を外貨にするときのみにかかるのでとてもお得です。
セブン銀行・楽天銀行
ATM手数料がかかります。楽天銀行の場合は金利が高く、楽天SUPがたまりやすくなるので楽天カードと証券・銀行とセットで持っているとお得です。
証券口座と一緒に開設すると便利な銀行
SBI銀行
為替手数料が安く、SBI証券へ入金が便利なので米国投資したい方におすすめ。SBI証券口座から直接米ドルを買った場合は25銭の手数料がかかります。SBI銀行で米ドルを買った場合は手数料4銭なので、銀行の外貨預金のドルを証券口座に送金するとお得に米国投資できます。
楽天銀行
楽天銀行の口座を開設していると楽天証券への入金が簡単です。楽天カードで投資信託を購入するとポイントが貯まるので、楽天カードで投信のお支払いをして、引き落としを楽天銀行にしておくとさらにポイントもたまりやすくなります。
確実にお金絵を貯める方法
貯蓄の基本は、毎月の収支から生活費として使う前に一定額を取り分ける先取り貯金です。便利なのは銀行の自動積立です。毎月決まった額を積立したり投資用の口座に自動振込しておくように設定すると自動的に貯金ができます。
財形貯蓄
財形貯蓄は55歳未満の人が利用できる制度で、給与から天引きて積見立てできます。財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄と合わせて550万円までは利子が非課税になります。現在は銀行の利子が低くすぎるので利用価値はあまりありません。それでも給料から強制的な天引きなので貯蓄の習慣をつけるために始めるには良いかもしれません。
定期預金
定期預金をして満期まで絶対に引き出ししないと決めると貯金がしやすくなります。定期預金は金利が高いことがメリットでしたが、現在はネット銀行であれば普通預金でも定期預金でもどちらもそんなに金利が変わりません。金利の高い銀行はあおぞら銀行0.2%と楽天銀行0.1%です。メガバンクの定期預金の金利の100倍です。