銀行預金もほとんど利子がつかないし、iDeCoや積立NISAをやってみたい!でも投資はリスクがあって怖いなと思っているママはいませんか?確かに株価が下がる、会社が倒産し株価が紙くずになる場合もあるかもしれません。短期的にはマイナスになることもありますが、長期で運用したり、分散投資すれば思ったよりもずっと安全に資産を増やすことができます。このページでは資産が増える投資マインドや初心者が陥りやすい失敗例などを検証していきます。


投資初心者ワーママはマインドを整えよう

情報
情報取集をしっかりすることが大切です。株を購入する以前に投資先の会社をよく調べておくこと。マネー雑誌におすすめになっている株は雑誌が発売される頃にはすでに値上がりしてるかもしれません。
感情
ピンときたなんとなくと直感やイメージだけで株を選ばないようにします。株価の変動をみて「上がった」「下がった」と一喜一憂しない。など冷静に投資できるように余裕資金で始めます。
資金
うまくいっても株購入用に用意した資金以外を投資に回さない。資金に対する目標を立てて計画性を持って運用する。
失敗しない投資先の探し方
身近な会社で探す
自分の生活に密着した、社名や業種を知っている会社だと買いやすいです。知っているだけで買うのではなく、業績や今後の将来性があるかをしっかり判断して買うようにしましょう。
企業の把握のポイント
- 企業がどのような事業を行なっているか
- 利益を出している事業は何か
- 業績をHPで常にチェックできるか
- ライバル企業にはどのような企業があるか、比べて優位性はあるか
- 成長性があるか
マスコミのおおすすめから探す
おススメ株は「こんな株があるんだ~」と会社を知るきっかけになりますが、100%盲信するのではなく、判断材料の一つとして参考にする程度にしておきましょう。
スクリーニングで探す
慣れてきたら、PER、PBRなどの指標でスクリーンングをして会社を探す方法にチャレンジしてみましょう。その際、数字だけでなく、業務内容や将来性もしっかり総合的に判断するようにしましょう。
初心者が陥りやすい失敗例
売るタイミングが分からずに損切りできない
初めに何%下がったら売るのかを自分の中でルール化しておくことが大切です。
株価の変動に反応しすぎてストレスになる
株価が気になる人は長期保有できる株を探しましょう。短期売買で儲けるより、長期保有で会社の成長を見守る投資方法があっています。配当金が高く、優待が充実している株などは長期で持つほどメリットがあります。投資で損をする一番の原因は株価の下落に焦って売ってしまったという場合です。
初心者をターゲットにした情報サイトにだまされる
初心者向けの株情報を提供するサービスには悪徳なものも多く存在します。確かでない情報を高額で提供することもあります。自分で調べて学んだ情報で投資するようにしましょう。
デイトレードについて理解していない
株の売買には手数料がかかります。売買回数が多いと手数料がかかり、儲けを出さないと損する仕組みになっています。デイトレードは参加者の中でお金が動くだけで、儲ける人がいると損する人が必ず存在します。会社の成長の助けになる当投資ではなく、資産運用とは分けて考えるべきです。
あまり調べずに購入した
勘や自分のセンスを信じていたため、会社のことやチャートでトレンドを調べずに購入してしまって損をしてしまうパターンがあります。株を購入することはその会社の将来性を期待して応援するということです。会社のことをよく調べたり、チャートでトレンドを調べて購入時期を考えることが必要です。
分散投資をしていなかった
自分の資金を一つの株に投資すると上がればいいのですが、・・・下がった場合には一気に資産が減ってしまいます。債券や株、不動産というふうに資産の種類を分散させる。地域を分散させる。などで分散型のポートフォリオを作りましょう。
株主優待だけを目当てに購入した
株主優待を目当てにする人は権利確定日を目指して、株を買い進めます。そこで確定日前は買い注文が増えて株価が上昇し、権利落ち日以降は売りが殺到して安くなって今います。優待株を買うなら権利日直前に購入するのは避けたいところです。 株主優待を出してる株を購入するときには優待がもらえる株の単位や保有期間をチェックしましょう。会社によっては500株から優待がもらえるとか、半年以上所有するとか条件のある優待も存在します。

投資初心者が知るべき税金の知識
証券口座を開くと特定口座と一般口座など見慣れない単語が出てきます。よく特定口座で源泉徴収ありがおすすめと聞きますが、その理由についてもみていきましょう。
株に関わる税金を知ろう
株で税金がかかるのは利益が出てる時です。保有しているだけでは税金はかかりません。高配当株投資をする場合は税金がどれほど引かれるかを計算してマネープランを立てる必要があります。配当金や値上がり益には20.315%の税金がかかります。
特定口座と一般口座
証券口座を開くときは一般口座、NISA口座、特定口座から選びます。一般口座は自分で年間取引所を自分で作る必要があるので、忙しいワーママには向きません。特定口座にすると証券会社が年間取引報告書を自動的に作ってくれるので特定口座を選択します。
源泉徴収ありなしどっち?
利益が年間20万円以下なら源泉徴収なしでOKなので、投資1年目で利益が20万円よりも低いなら源泉徴収なしがお得です。いずれ年間20万円以上になりそうなら源泉徴収に変えたら大丈夫です。源泉徴収にしておいて、利益が20万円以下なら確定申告でとられた分を取り戻すことができます。複数の証券会社にまたがって投資をしている老場合は手続きが煩雑になります。
投資に慣れてきたら・・・
投資の経験と勉強成果をまとめる
投資は知識があっても実際に試してみないと分からないことも多いです。初めはうまくいかなくて当然です。小さな失敗をしつつ利益を出せるように投資家として成長していきます。勉強と実践のバランスをよく行うこと、そして経験した失敗を無駄にせずに次の投資に活かして成長していきましょう。
投資の経験、気になる銘柄、経済全体の流れ、考察をノートにまとめたり、ブログに書いたりしてアウトプットしていくこともおすすめです。
株以外の資産も考えてみる
時間の分散、地域の分散、資産の分散というふうに資産には3つの分散方法があります。株以外の金融商品も組み合わせるとよりリスクは分散されます。証券会社では日本株以外に外国株、IPO、国債、投資信託、FX、金、コモディティー、REIT, ETFなどを買うことがでいます。商品によってリスクを分散させることができます。
まとめ
投資が怖いなと思うのはリスクばかりに目が行くから。リスクを適切にコントロールしながら経験を積んでいけば、怖いという気持ちが軽くなります。初心者が陥りやすい危険ポイントをしっかり自覚していればリスクを取りやすくなります。